わかりやすく!「ロルフィング」

ロルフィングのこと

「ドルフィング?」
イルカのこと?」
ロルフィング』の名前はほとんど知られていません。
カラダに興味があってたまたま見つけたり、最近は芸能人が受けていることで名前が出てくるくらいではないでしょうか?

かなり昔からあるのですが、施術者も少なくてあまり商業的にも宣伝していません。
多くの方に知って頂くために、ロルフィングについて少しわかりやすく(?)説明してみたいと思います。

あまり知られていない「名前」


ロルフィングは筋膜にアプローチするボディワークです。
筋膜」という言葉が一般的になった今でも、ほとんどの方がロルフィングをご存じありません。
ロルフィングはとても歴史が古く、50年以上前のアメリカで創られた方法です。

名前を聞いてもよくわからないロルフィングを特徴が伝わりやすいように説明していきます。

創始者アイダ・ロルフ博士

ロルフィングは生化学者であったアイダ・ロルフ博士(1896-1979)によって創られました。
ロルフ博士は自身の家族のために研究と施術をしていましたが、後に多くの人が博士を頼って集まりました。
その後このワークを後世に残すためにコロラド州ボルダーに教育機関が出来ました。
今では世界各地域に支部が設立されています。
日本ロルフィング協会

アイダ・ロルフ博士はカラダを通して、その人そのものをみていました。
このため「〇〇に効果がある」「痛みが消える」などのような広め方は好まずに、独自のコンセプトを守り続け、現在でもそれは変わりません。

このため他の手法よりも歴史は長いのに、あまり広まってはいません。
海外では俳優やスポーツ選手、音楽家や宇宙飛行士などがロルフィングを受けており、知られている方ですが、日本ではまだまだ知られていません。

ロルフィングの特徴

筋膜にアプローチする


筋膜は皮膚の下にあって弾力があり、伸び縮みする性質をもっています。そして全身の隅々まで張り巡らされていて繋がっていることが特徴です。
他の方法との違いは、終始一貫して筋膜から全身を考えています。それは筋膜は皮膚や骨、内臓や神経といったカラダの全てのものと繋がっているからです。

整えることが大事


ロルフィングは筋膜を整えていきます。
硬い部分は緩めて、弱い部分は張りが蘇るようにしていきます。

多くの人や施術する人は柔らかくなれば良くなると誤解しています。
筋膜には「柔らかさ」と「張り」が必要です。
無理な施術は筋膜をフニャフニャにしてしまいます。
その場は良くても、姿勢は崩れていき、結果的に老化を早めることになります。

全身のバランスを整える

筋膜,層
ロルフィングは筋膜を「層」で考えています。
筋膜は一部分にあるのではなく、頭から足まで筋膜のシートで繋がっています。

このシートには表面を覆っている層と深い部分に繋がっている層があります。

一か所だけ深く緩めてしまうと、一時的に楽になっても筋膜の層は凸凹になるので必ず戻ります。これはカラダが傷を治すときと同じです。
このようなことを続けているとカラダは凸凹で一体感が無くなって、もっともっと歪んでしまいます。

ロルフィングでは表面の層を丁寧に整えてから、深い層へと入っていきます。
筋膜を緩めながら、凸凹にせずに綺麗に整えながら無理なく深い筋膜にアプローチしていきます。

時間とセッションの回数がかかってしまいますが、遠回りなようで一番効率的で姿勢を整えるのに近道な方法をとっていきます。

カラダのクセを変えていく


ロルフィングはボディワークです。
なぜ治療ではないかというと、クライアントにも動いたり、感じてもらいながら参加してもらうからです。
一方的に「してもらう」というものではなく、感じたり動いたりすることで「一緒に進めていく」というものです。

セッションでは硬くなったり、捻じれている筋膜をリリースしながら、感じたり動いたりしてもらいます。
こうすることで筋膜の形が変わるだけではなくて、自然で楽な通り道を思い出すことが出来ます。
これは司令塔である脳へ働きかけています。

筋膜を通してこのようなアプローチをするのはロルフィング独自のものです。

ロルフィングの10シリーズ


ロルフィングは10回シリーズになっています。
一つ一つのセッションにテーマがあって、次のセッションの準備になっています。
一度に全ての事は出来なくて、姿勢が変わるのにも時間がかかります。

  • 馴染んでいく時間
  • 変化の順番

ロルフィングで姿勢が大きく変わって戻ったりしてしまわないのは、この2つを10回のセッションの中で考えているからです。

セッションではカラダに直接圧をかけたり、触れることで進めていきます。
表面から無理なく進めていくので、強い痛みはありません。

人によってはイタ気持ちいいくらいの感じはあるかもしれません。

ロルフィングの身体観


ロルフィングは一貫して筋膜に注目していきます。
そして、寝ている時ではなく、立ったり歩いたりしている時にカラダが楽に、姿勢が保てることを考えています。

これは「重力」のことを考えています。
ただベッドの上で柔らかくなっても、重力の中でカラダが上手く使えなければ必ず元に戻ります。
ロルフィングはベッドの上のワークでも常に立った時のことを考えています。

そして立った時に無駄な緊張や力みが無くなれば、自然と姿勢は良くなり、呼吸や循環も良くなり健康になると考えています。

このためセッションは土台である足元を整えながら、その上にある上半身が楽になって安定していられるような進め方になっています。

地面に根を張って、木の幹がしっかりしていれば枝や葉っぱはのびのびと成長することが出来ます。

ロルフィングは「根っこから」からカラダを変えていくボディワークです。

ロルフィングのススメ

ロルフィングはどんな方にも受けて頂きたいボディーワークです。

治療ではないので、お悩みの一部分に集中することはありませんが、姿勢や動きのクセによるストレスからの不調は無くなっていきますし、病気やケガも早く治るようになります。

制限がなく重力の中で楽に動けるということは、省エネになってエネルギーを他の部分にきちんと使えるということです。

余計な制限を取り除いて、本来のあるべき状態を取り戻していきます。

困った事がなくても、年齢を重ねていくと誰でもカラダの制限は出てきます。
アンチエイジングのために部分的なケアではなく、根本から整えていきたいときにロルフィングはお役に立てます。

年齢関係なく、どんな方にもカラダにとっては必ずプラスになるボディワークです。

「今より楽に動けるようになりたい」
「じっくりとカラダのケアをしたい」
このように思った時に、ぜひ受けて頂きたいボディワークです。

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